◎今月のテーマ『イエスキリストでなければ』
パウロの書簡の中心テーマはキリストです。
伝道しようと思う私たちも、キリスト教教理(福音の真理)によって人を救おうと願います。問題を解決したいと願います。
福音を語りはじめる時聖霊が働き、みわざが興ります。
しかし感謝し崇めるべきお方がイエスキリストであることを忘れてしまいます。
暖かい交わりや、教会の魅力的な働きに目がむきます。
しかし新約聖書のメッセンジャーパウロはイエスキリストご自身のみが崇められるべきお方なのだと語っています。
たくさんの偉大な聖徒の中のキリストではなく神の御子、王の王、主の主キリストのみがすべてのみわざの中心であることに気づかなければならないのです。
①レントの季節ですから主のご苦難の足跡を学びます。
「あなた方はキリストのために、ただ彼を信じることだけではなく、彼のために苦しむことをも賜っている。」(ピリピ1:29)
②しかし、迫害者パウロが、すべてを捨ててキリストご自身を宣べ伝えた理由を探求する。
[キリストによる7つの希望]
1.神が人類を愛したもう保証
2.人となりたもうた主は真の友となりたもう
3.キリストの故に我らは神の子とされる保証を得た。
4.もはや罪に定められることはない。
5.キリストを信じる者に必要な力が満たされる約束
6.死に対する絶対的勝利
7.永遠の神の国の希望(それぞれのテーマに聖書箇所をあてはめよ)
③ピリピ人への手紙はメッセージの宝庫です。個人の証、礼拝説教、伝道説教、祈祷会、交わりの集会 などにどのように用いるか、検討します。出席者は一つ聖句を選んでショートメッセージを語ります。
④コロサイ人への手紙からキリスト論の展開の意味を探る。グノーシス主義、ユダヤ教主義とキリスト論をきちんと選別しようとしたパウロが現代キリスト教会に対して語ることは何か?
⑤バイブルアカデミー2年目終了の聖餐式を致します。
イエスキリストに選ばれ、導かれ、派遣される兄弟姉妹を 御霊の注ぎを期待して送り出します。
「全世界に出て行ってすべての造られた者に福音を宣べ伝えよ」(マルコ16:15)
祝福の祈り『主イエスキリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の親しき交わりが、我ら一同と共に、今も後も、とこしえにありますように。アーメン。』