テーマ「ただ1つの願い」
聖書 詩篇27:1-14
「主は私の光、私の救いだ、私は誰を恐れよう」(詩篇27: 1)
この御言葉は大変有名であり重要な意味を持っています。ダビデが闇の中を通過している時にも光である神の御言葉を受けていたと言うことです。そこに信仰による魂の救いがあります。それとともに現実生活における問題の解決もあるのです。
ダビデのどのような苦難の中でこれが書かれたかと言うことについては多くの学説があってはっきり分かりませんが、この27篇では、主が守ってくださること、決して見捨てないこと、必ず勝利をくださること確信しています。
神を切に求めるものに、神は答えてくださると言う真理を語っています。
この詩篇は
①唯一の救い
②ただ一人のお方
③ただ一つの願い
と言う3つの角度から読むことができます。ダビデのただ1つの願いは何でしょうか?「私は1つのことを主に願った、私はそれを求める。私の生きる限り、主の家に住んで、主のうるわしきを見、その宮で尋ね極めることを」(27: 4)
彼は世俗的な成功や財産よりも神と共に歩む信仰生活を最も重要なこととしたと言うことです。自分の人生のあらゆる出来事を神の御前に祈り、解決を求めました。「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすればこれらのものは皆添えて与えられるでしょう」(マタイ6: 33)の御言葉に通じる神第一の生き方ですね。
このような徹底した信仰生活を身に付けていきたいものです。
どうかあなたの生活の全ての面において、祈り、神に答えを求めていただきたいと願っています。必ず主はみ言葉を通して答え、現実生活の勝利を持って祝福してくださるでしょう。
「もしあなた方が一心に私を尋ね求めるならば、私はあなた方に会うと主は言われる」(エレミヤ29: 13、14)
今週も神様があなたと共にいてくださいますように、そして豊かに祝福してくださいますようにお祈りしています。
小田 彰