2021.7.11

テーマ「キリストの栄光の福音」

聖書 第二 コリント 4:1〜6

 

 

 4回目の緊急事態宣言が発令されまた礼拝が休会となります。8月末には再会することができますようにお祈りしています。

 私の右目の白内障手術は無事に終りました。お祈りをいただき感謝いたします。今日はメールメッセージは短くしたいと思います。しかし皆様の礼拝と祈りの時が良い時となりますように祈っています。

 

「闇の中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、私たちの心を照らしてくださったのである」。(第二コリント4: 6)

 

 3章の終わりで「栄光から栄光へと主と同じ姿に変えられていく」という素晴らしいメッセージを語る伝道者は、いかなる迫害があっても「落胆しない」。これは伝道者パウロの言葉であっても、同時に私たちすべてのクリスチャンの告白でもあります。。(1節)

 

 次にクリスチャンの心構えについて語っています。。(2節)

①恥ずべき隠れたことを捨て

②悪巧みにあゆまず

③神の言を曲げず

④真理を明らかにし

⑤神と人との前に自分を証すること

5つの項目を挙げていますが、これは一般社会に対してではなく、教会の中における心得です。

 教会に集まる人数が増え、1つの社会を形成しますとこのような問題が起こって参ります。

 私たちの言葉や行動がキリストの福音の輝きを暗くすることのないように深く祈りぶかく生活したいと思います。

 

 1517年、教会が聖書の言葉を曲げ、悔い改めなくして免罪符を買うことによって罪が許されると言う行動をとりました。神学校の教師であったマルティンルターは、それを容認することができず、大胆に教皇に対して抗議しました。これが宗教改革であり、その後の長い戦争を生んだのです。

 今日の御言葉は、教会の中における罪を指摘しています。そこにサタンの業があるからです。教会の中にこそ悪魔が働く隙間があります。深い悔い改めを持って御言葉に従ってまいりましょう。神様の祝福をお祈りしています。

小田 彰