「マルコ福音書とは」マルコ 1章1〜5節、第一ペテロ 5章6〜14節
2025年新年あけましておめでとうございます元日のメッセージは、YouTubeなどで早くにご紹介いたしました
今年の標語は「祝福無限」でありますマルコによる福音書6章41節の言葉です群衆に「食べ物を与えよ」と言うイエスの言葉に対して、弟子たちは答える術を知りませんでしたそこに子供が持ってきたと思われるパンと魚がありました
「イエスは5つのパンと魚2匹とを手に取り、天を仰いで、それを祝福し、パンを裂き、弟子たちに渡して配らせた」
男だけで5000人、群衆は多分10,000人を超える男女であったでしょうそれらの人たちが満足して、余りが12のカゴに満ちたこの記事は常識と多少の科学知識では信じられないことですこの記事がマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書に全て記録されていることを思いますと、極めて重要な出来事であったことがわかります
そこで、私たちは信仰によってこれを受け止めるのです神様のご計画があるのであろうと信じて読むのです
ここで重要な事は、パンはイエスの手の中に握られていたということそして高く掲げられて祝福されたことそしてその手で裂かれたこと、すべてはイエスの手の中にあったことです
5000人の給食いう大プロジェクトはイエスの手の中でなされました私たちの人生が完全にイエスの手の中に握り締められたとき、想像のできないような結実を見ます今日の世界に起こっているすべての問題の解決も、それがイエスの手の中に握り締められているならば、即座に解決するでしょう米国のトランプ新大統領が、クリスチャンとして、もしイエスの手の中にあって、正しい判断をするならば、良い結果を見るでしょうしかし、イエスの手から離れて自分の考えで行動するならば、それは結実しないでしょう。
マルコによる福音書は、人間イエスの姿を記録しています
「神の子、イエス・キリストの福音のはじめ」(マルコ1:1)
多くの学者は、マルコ自身は「神の子」をつけなかったのではないか後世の教会がそれを加えたのではないかと考えていますマルコはイエスのなさったことを記録するならば、誰でもこの方が神であったことを認めざるを得ないでしょうと考えたのです
先に申し上げた5000人の給食にしても、全く理解することができない出来事ではありますが、それが起こったのですそれによって満腹した人たちがたくさんいたのですその残りが籠の中にたくさんあったのです
そこであなたの人生に起こる問題、今直面している課題、そして一見して不可能と思える現状も、全てイエスの御手の中にお渡しするならば、そしてもし主が祝福してくださるならば、素晴らしい結果を生むそれも無限大の結果を生むことを信じて、新年の標語としていただきたいのです「祝福無限」
昨年は伝道者パウロの晩年の手紙を学びました彼は元気で活躍していた時よりも、最後の数年獄中において残した文章に新約聖書における最も深い、力強いメッセージが残されています
「私を強くしてくださる方によって、何事でもすることができる」(ピリピ4:13)
2025年あなたの人生における最も輝かしい、信仰の勝利を見る年としていただきたいのです。
神の祝福を心からお祈りしております。
小田 彰